メロディーを聴いただけでそれをすぐにピアノで弾けてしまう人。
天才!と思ってしまいますよね。
とてもカッコよく弾けて憧れてしまいます。
そう思うことでしょう。
そして耳コピは絶対音感を持っていなくてもできるのは本当なのでしょうか?
今回の記事
- 耳コピとは
- 絶対音感・相対音感について
- 耳コピをするには
これらについて説明していきます。
耳コピとは
耳コピとは、耳で聴いた音をそのままコピーして楽器で演奏して再現することです。
よくYouTubeで見かけると思いますが、とっても感動してしまいます。
こんなことができるのは、絶対音感がないと出来ないのでは?
と思う方も多いと思います。
でもあきらめるのは早いです!
それはなぜでしょうか?次の章で解説していきます。
ピアノの耳コピは絶対音感がなくてもできる?
絶対音感がなくても耳コピはできます!
耳コピができる人は、絶対音感持ってないと出来ないと思うでしょう。
絶対音感を持っている人はもちろんできるけど、耳コピは絶対音感を持っていない大人でも訓練次第でできるようになるのです。
ピアノの耳コピができる相対音感とは?
訓練すれば相対音感という音感を持つことでできるようになります。
では、それはどんな音感?
ある音を基準にして、もう一つの音がどのぐらい離れているかを判別する能力のことです。
例えば「ド」を弾いたときに「ラ」の音がどこかわかるのです。
詳しくは絶対音感と相対音感についての記事で紹介しています。
絶対音感と相対音感の違いを比較!何歳までに訓練すればいいのかを解説
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ピアノで耳コピするにはどうすればいい?
耳コピをするためには、何から始めればいいのでしょうか。
いきなり両手で弾くのはとても難しいです。
上記で説明した相対音感を鍛える練習をすればできるようにはなりますが、すぐに身につくものではなく継続して学んでいくことが大事なのです。
しかし、片手でメロディーだけを弾くのはそんなに難しくはないので、簡単な曲から始めてみましょう。
ポイント
- 曲を音階で歌えるようにする
- 弾きたい曲を何回も聴く
- ピアノで音を出してみる
- 家族や友人と一緒にやる
①曲を音階で歌えるようにする
耳コピはメロディーを「ドレミファソラシド」で変換できるようになることから始まります。
もともとピアノを習っている人はできるかと思います。
では、どうすればできるようになるのでしょうか。
簡単なメロディーをドレミで歌いながら弾く
②弾きたい曲を何回も聴く
自分が弾きたいと思った曲を何回も繰り返し聴くことです。
例えば、カラオケが歌えることだって耳コピしていることになるのです。
耳で聴いた歌を自分で歌えますよね?
何度も繰り返し聴けば、メロディーを口ずさむことができるようになるのではないでしょうか。
頭の中で弾きたい曲が歌えるようになったら第一段階は終了です。
③ピアノで音を出してみる
頭の中で歌えるようになったら、ピアノで音を出してみましょう。
頭の中の「ドレミ」と実際に弾いた「ドレミ」の音がずれていても大丈夫です。
最初の音を手探りで探していくことを繰り返していけば、自然と身についていく
④家族や友人と練習する
家族や友人にピアノで音を出してもらい、それを当てる方法も効果あります。
一人でやるよりも楽しんで続けられますね。
この訓練は脳にとても良い刺激を与え、脳トレにもなるのです!
・もっと本格的に上達したいのであれば、調音の訓練や音楽の基礎知識を学ぶソルフェージュを学んでみるといいです。
音楽の基礎となるソルフェージュの効果と訓練方法を解説!
続きを見る
・相対音感を養うためのトレーニング動画もぜひ見てくださいね!
ピアノで耳コピはできる!上達したいなら音楽の知識から学ぼう
耳コピって、聴いてすぐにできるものではなく、簡単な曲でもまずは手探りで音を探すことから始まります。
しかし、何回も音を探しているうちにわかってくるのでメロディーだけ弾くなら難易度は低いです。
自然と相対音感が身についていきます。
もっと本格的に耳コピを学ぶなら、音楽の知識や音階のことを学んでみることをおすすめします。
耳コピがとても得意な方は、耳コピで副業できることも。
また、譜面づくりなどを依頼して購入することもできます。
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