ピアノYouTuberの中でも、ござさんの演奏は「音の厚み」「アレンジの完成度」が段違い。
どんな機材を使ってあの音を出しているのか、気になる人も多いですよね。
ただ、ござさん自身は機材についてあまり公表しておらず、動画やライブの様子からファンが推定している情報が中心となります。
ここでは、ファンサイトや映像から確認された使用機材をまとめて紹介します。
使用している（と推定される）主なピアノ・キーボード
ござさんは、これまでに複数の鍵盤楽器を使い分けており、時期や演奏スタイルによって機材を切り替えているようです。
ただし、これらの情報は非公式ファンサイトなどの調査による推定で、ご本人が明言しているわけではありません。
（参考：ござ(ピアノ演奏者)の非公式ホームページ）
Roland FANTOM-8（シンセサイザー）
2020年頃から使用されているとされるメイン機材。
RolandのFANTOMシリーズは、プロの演奏家にも愛用者が多いフラッグシップモデルで、ピアノ音源だけでなく、ストリングスやブラス、ドラムなどを重ねられる多機能シンセサイザーです。
ござさんのように即興でメドレーを展開するタイプのピアニストにとって「瞬時に音色を切り替えられる」「多層的な音作りができる」点が大きな魅力といえるでしょう。
特にライブや配信環境でも安定して使える信頼性が高いモデルです。
Roland FA-08（シンセサイザー）
2015年から2020年頃まで使用していたとされる旧メイン機材。
FA-08は軽量で可搬性が高く、ストリートピアノや屋外演奏に向いています。
実際にござさんのYouTubeでは、街頭での演奏動画でもRolandの鍵盤が確認でき、FAシリーズを中心に活動していた時期が長いと見られます。
音の立ち上がりが早く、低音の厚みがしっかりしているのが特徴で、即興演奏でもダイナミックレンジを活かした表現が可能です。
YAMAHA YS10（アップライトピアノ）
2014年頃まで自宅練習用として使われていたとされるアップライトピアノ。
YAMAHAのYS10は、明るく伸びのある音色が特徴で、
クラシックやポップスどちらにも対応できる万能機種です。
ストリートピアノに移行する前の時期に、基礎練習やアレンジの下地をこのピアノで作っていた可能性が高いですね。
※これらの情報は、ファンサイトおよび映像分析による推定と思われます。
今後、公式情報が公開され次第更新します。
レコーディング・配信関連機材（と推定されるもの）
ござさんは配信や録音（レコーディング）にも力を入れており、動画公開の背景にはこうした“機材＆環境のこだわり”があります。
公式に機種名が公開されていないため正確なモデルは不明ですが、過去の発言から以下のような流れが読み取れます。
・ミキサー機能付きオーディオインターフェースを導入しているとみられる。
これは、ピアノとマイクの音量やバランスをリアルタイムで調整できる機材で、ストリート演奏や即興配信など、瞬間的な演奏表現に強いのが特徴です。
多くの音楽系YouTuberが使っているYAMAHA AGシリーズやRoland製品も、同様のタイプとして知られています。
・複数本のマイクを使ってステレオ収録、鍵盤演奏＋即興の空気感までも捉える仕様。
・モニターヘッドホン／スピーカーを備え、録音後の音を“聴いて修正できる”環境を常に意識している。
外出先やスタジオなど「場所を選ばない演奏・録音」も想定しており、持ち運び可能な機材とセットアップで“どこでも演奏できる”体制を整えているようです。
※あくまで推定機材です。
詳細が分かり次第追記していきます。
音作りの特徴
ござさんの音は、ただクリアなだけではなく“空気を含んだ立体感”があります。
これは、機材の設定だけでなく、タッチやペダルワークの繊細さによるもの。
シンセサイザーの多彩なレイヤー機能を活かしながらも、アコースティックの自然さを残すのが彼の持ち味ですね。
特にストリートピアノでは、周囲の環境音を計算に入れたバランスで弾くなど、機材を“使いこなす”というより音の風景を作るアーティスト的なセンスを感じます。
まとめ
現時点で公表されている正確な機材リストはありませんが、映像やファンの検証から、Roland系シンセを中心に構成されている可能性が高いです。
即興を支えるのは、高性能な機材だけでなく、ござさん自身の音の感性と演奏力。
“どんな機材でも自分の音を出せる”というスタンスこそ、彼の魅力なのかもしれませんね。
ござさんが使っているピアノやキーボードなどの機材については、こちらの記事で詳しく紹介しています。