ピアノYouTuberのござさんは、クラシック・ポップス・アニソンなど幅広いジャンルを“ジャズアレンジ”で魅せることで人気です。
今回はYouTubeで特に反響が大きかった、ジャズアレンジの神回BEST3をランキング形式で紹介!
しっとり系、超高速系、バトル系…とまったく違う表情を見せる名演ばかりなので、ぜひ動画と合わせて楽しんでください。
※ ござさんの即興が「なぜスゴイのか」を詳しく知りたい方はこちらもぜひ
→ ござ(ピアノ)の即興がスゴイ!プロフィールと人気の理由
ござのジャズアレンジが注目される理由
ござさんのジャズアレンジが人気なのは、ただ“上手い”だけではなく、原曲の良さを残しつつジャズの魅力を最大限に引き出しているからと言えるでしょう。
具体的には次の3つのポイントが大きな特徴です👇
① 原曲のメロディを崩しすぎない
ジャズアレンジは大きく崩す人も多いですが、ござさんは「元の曲だとわかる形」を残したまま雰囲気だけをジャズに寄せます。
この“ちょうど良い変化”が、多くの人に聴きやすいと評判です。
② コードとリズムの“さじ加減”が天才的
・テンションコード(9th・13th など)をさりげなく使う
・スウィング感(跳ねるリズム)が自然
・左手のウォーキングベースが流れるようにつながる
など、ジャズのエッセンスが入っているけど重くない。
“軽やかで聴きやすいジャズ”になっていると言えるでしょう。
③ 即興で作っているのに“完成された作品”
ござさんは即興で演奏しているのに、最初から最後までひとつの物語のように曲がまとまっているようです。
その場の空気でテンポや雰囲気が変わるので「同じ曲でも毎回違う」「一期一会の音」と言われています。

いつも聞いている曲が、ござさんのアレンジでガラッと曲の雰囲気が、変わるところがなんとも言えませんね!
ござのジャズアレンジ神回ランキングBEST3
ござさんのジャズアレンジが凄いと思える動画を紹介します!
第3位|ジャズ VS クラシック『枯葉』バトル演奏
「枯葉」を題材に、ジャズスタイルとクラシックスタイルが入れ替わりながら進む“音楽バトル”系の名演。
ジャズパートではスイングやウォーキングベースを活かした軽快なノリ、クラシックパートではポリフォニー(多声部)や小品風アレンジで荘厳な雰囲気に。

同じメロディなのに、ジャンルの違いでまったく表情が変わるのが鳥肌ものですね!
テンポ・リズム・タッチが一瞬で変わるため「鍵盤ひとつでジャンルが切り替わる」感覚が強烈で、視聴者のコメントでも絶賛されています。
第2位|90年代J-POPのしっとりジャズアレンジ
90年代のJ-POPをテーマに、原曲のメロディを丁寧に残しながらジャズコードで“しっとり”大人の雰囲気に仕上げた名演。
特に、テンションコードを使ったバラード風アレンジの静けさと温かさが絶妙!
ジャズ初心者でも聴きやすく「ジャズってこんなに心地よいんだ」と思わせるタイプの演奏です。
コメントでも「映画音楽みたい」「夜に聴きたい」と人気の高い一本。
特にイントロの入り方が絶妙で「あ、あの曲懐かしい!」とつい口ずさんでしまうような曲ばかり。
では、曲目の一部を紹介します。
- どんな時も(槇原敬之)
- ひだまりの詩(ル・プクル)
- one more time,one more chance(山崎まさよし)他

静かでとても心地よいジャズアレンジ。ほっと一息つきたい時に聴くと、とても心が安らぎます
第1位|「およげ!たいやきくん」を高速ジャズアレンジで魅せる神演奏
原曲を知っている人なら誰でも驚く“突然のジャズ化”が魅力。
出だしは懐かしいメロディなのに、転調した瞬間から高速2ビート&ウォーキングベースで一気にジャズへ突入。
右手はスウィングを効かせながら超高速でメロディを展開し、左手はリズムをガッチリ支える。
息つく間もないダイナミックな展開で、コメント欄は「天才」「これが即興?」「衝撃すぎる」と絶賛の声。
ござさんの“技術と遊び心の最高点”ともいえる神回です。
軽い童謡が、プロの手によってここまで“ジャズ作品”として生まれ変わるのか…と感動する一本といえます。
まとめ
ござさんのジャズアレンジは、テンポやリズムだけではなく、曲の世界観をガラッと変えてしまう“表現力”が魅力といえます。
原曲を知っているのに、新しい音楽として楽しめるのは、ござさんが即興と理論を高いレベルで融合させているからこそ。
ぜひ今回紹介した動画で、その“音が生まれる瞬間”を味わってみてくださいね!
今回紹介したジャズサウンドは、どんな機材から生まれているのか?
→ ござ(ピアノ)の使用機材まとめ|愛用キーボード・ピアノ・音作りのこだわりはこちら
