ピアノを弾いたときに爪がカチカチと鍵盤にあたってなってしまうことはありませんか?

そうです、長いのです。
ピアノを弾くときは長さは重要です。
なぜ長さが重要かという理由についても解説していきます。
今回の記事
- 爪の適度な長さ
- ピアノを弾くのに爪を短くしなければならない理由
- ピアノに与える影響
- 爪の切り方・お手入れ方法
これらについて解説していきます!
ピアノを弾くのに爪はどのくらいの長さに切ればいい?
ピアノを弾くためにはどのくらいの長さに切ればいいのでしょうか。
目安を解説します。
手のひらから見て爪が見えない長さ
爪が当たらない長さといえば、手のひらから爪が出ていない長さです。
しかし、この長さだと、すぐに伸びてしまい気になる方も多いと思います。
爪の先1ミリぐらい白い部分を残した長さ
爪の先の白い部分が1ミリ程度の長さです。
このぐらい切れば、安心してピアノを弾くことができるのではないでしょうか。
深爪に気を付けて!
深爪してしまうと、痛いです。
いくら短く切るといっても、そこまですることはありません。
また、爪は形や生え方が皆、違います。
爪と皮膚のくっつき具合によってこれ以上切れる人、切れない人がいます。
ピアノを弾きながらどの角度で弾くのが弾きやすいかを探しながらちょうどいい爪の長さもを見つけるといいですね。
特に、お子さんの爪を切るときは嫌がってしまう子もいるので注意して切りましょう。
ピアノを弾くのに爪の長さを短くしなければならないのはなぜ?
ピアノを弾くにあたっては、爪をしっかりと切らなければいけないことは皆知っていることですね。

では、なぜ短く切らないといけないのでしょうか。
ピアノの鍵盤に傷をつける恐れがある
これは経験している方は多いのではないのでしょうか。
ピアノを弾いたときに鍵盤に爪が当たり、カチカチと音がするのは、弾いている方も聴いている方も、かなり気になるはずです。
そのうえ、大事なピアノの鍵盤に傷をつけてしまいます。
せっかくのピアノの演奏にカチカチ音が聴こえてしまうなんて、あってはなりませんね。
ピアノの鍵盤の間に挟まる
ピアノを弾いているときに鍵盤と鍵盤の間に爪が挟まってしまうことがあります。
痛いです。そしてひどくいけば爪が割れてしまう恐れもあるのです。
このような経験をすると、切らないではいられなくなるのではないでしょうか。
ピアノを弾くときに滑る
特に速いテンポで弾くときに多いですが、滑ってしまうということです。
早く弾くとき、音を強く弾くときは指を立てて弾くと思いますが、爪が鍵盤にあたって「ツルっ」といってしまいます。
これはミスタッチの原因にもなってしまうのです。
ピアノを弾くときに爪が長いとどんな影響が起こるか
爪が長い状態でピアノを弾くと、手の形が整わない、という悪影響を及ぼします。
爪が長いと、爪が当たらないように意識して弾きます。
そうすると、手指の形がよい形にならないのです。
手の形が崩れ、ピアノも思ったように弾けなくなるのです。
ピアノを弾くときは手の形を意識するところから始めます。下記の記事で解説しています。
-
初めての大人ピアノ・練習前に覚えるべき基本とは?
続きを見る
基本的なことがわかってきたら、教本選びを始めてみましょう。
大人でピアノが初めての方は、ピアノ教室で先生から指導があると思います。
爪のことや、姿勢、手の形などしっかり教えてくれますよ!
-
大人のためのピアノ教室5つの選び方!おすすめの教室も紹介
続きを見る
爪の切り方・手入れ方法

爪は丸い形にするように切る
爪を切るときは、爪のとがった部分を作らないように、細かく丸く切りましょう。
丸く切るには、一本の指を爪切りで5回から6回ぐらいで細かく切ります。
2,3回でカツカツ切ると当然とがった部分がでてきます。
鍵盤を傷つけないためにも、丁寧に切りましょう。
こまめに切る
爪はすぐに伸びてしまいます。
カチカチとならない状態を作って練習したいものです。
ピアノを弾く前にチェックして、こまめに切りましょう。
気になるときはやすりを使う
とがった部分、または切ったあと滑らかにしたいときは、爪やすりを使って仕上げましょう。
切った部分が滑らかになり、見た目もいいけど弾いたときに気分がいいですよね。
・ガラス製爪やすり
ガラス製爪やすりとネイルファイルセット。初心者の方にも使いやすく、爪がピカピカに!
・電動爪やすり
爪切り、爪やすり、爪磨き、かかと角質ケアまでできちゃう優れもの!
ツルッと滑らかに仕上げます。
ピアノを弾くときの爪の長さを守って素敵な演奏を!
ピアノを弾くときは爪の長さが重要なことがわかりました。
また、爪が鍵盤にあたるとカチカチと音がしますが、それがピアノを弾くときの手の形にまで影響するのですね。
ピアノを始めた時から知っておくべき大事なことです。
良い演奏をするためには爪の長さを守って鍵盤にあたらないようにケアしましょう!