電子ピアノはアコースティックピアノよりも安く購入することができ、機能も充実しているのでとても人気の楽器です。
しかし、電子回路でできているため、電化製品と同じで寿命が限られています。
今回の記事
- 電子ピアノの寿命
- 長持ちさせるための管理方法
- 修理を依頼する目安
これらを解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください!
電子ピアノの寿命は何年ぐらい?
電子ピアノの寿命は約10〜20年ぐらいです。
電子ピアノに内蔵されている部品類は繊細なものが多いので、丁寧に扱わないと故障の原因にもなりかねません。
また、その製品の部品を製造しなくなると修理も不可能になります。
それができる期間を考えると寿命は約10年となるのです。
環境や管理の仕方によって左右される!
しかし、電子ピアノにもメリットがたくさんあります。
そんな電子ピアノのメリットを説明した記事もぜひ、ご覧ください。
電子ピアノとアップライトピアノのメリットとデメリットを比較!
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電子ピアノの寿命を長くするための管理方法は?
寿命が限られている電子ピアノをできるだけ長く使うにはどうしたらいいのでしょうか。
丁寧に扱う
どのような製品でも丁寧に扱えばそれだけ長持ちしますね。
また、電子ピアノには蓋がついているタイプとついていないタイプがあり、ついていない電子ピアノには鍵盤にほこりがかぶらないように、カバーをかけてあげる必要があります。
このように、丁寧に扱うことで寿命を延ばすことにつながるのです。
置く場所を考える
電子ピアノは湿気、環境の変化に大きく影響します。
避けるべき設置場所
- 直接外気が当たる場所
- 加湿器の近く
- 直射日光が当たる場所
- エアコンが直接当たる場所
特に、気づきにくいのがエアコンの当たる場所。
エアコンの風には水分が含まれているため、そのままエアコンの風に当てておくとカビてしまったり、内部の部品が壊れてしまうこともあるのです。
また、窓の近くでは外気の温度や湿度によって部品が歪んでしまったり、ピアノ本体の変色まで引き起こしてしまうことも。
直射日光の当たらない風通しの良い場所に置こう!
普段できるお手入れをする
電子ピアノを長く使うために普段からできるお手入れもこまめに行いましょう。
普段のお手入れ
- 鍵盤にカバーをかける(蓋がない場合)
- ほこりがたまらないように拭く
使った時はもちろん、長く使わないときも外装を拭いてほこりがたまらないように、きれいにしておきましょう。
電子ピアノの上に物を置かない!
電子ピアノの上に物を置くとゆがみが生じ、中の部品にまで影響を及ぼすこともあります。
定期的なメンテナンスをする
普段のお手入れは長持ちさせるために必要なことだけど、内部のことまで手は届きません。
内部のチェックができるのは修理業者ということになります。
定期的に故障がないか見てもらえると安心ですね。
電子ピアノはどんな時に修理依頼する?
電子ピアノを購入して数年は部品もまだ製造しているので、不調を見つけたらすぐに販売店へ相談しましょう。
保証期間内であれば費用もそれほどかからずにすみます。
修理依頼のポイント
- 音が出ない
- 鍵盤の戻りが遅い・戻らない
- 電源が入らない
①音が出ない
鍵盤をたたいても音が出ない場合、内部部品の故障と考えられます。
また、カチカチと音がするときはフェルトの劣化の可能性も。
②鍵盤の戻りが遅い・戻らない
鍵盤の戻りが悪いときは、鍵盤の破損やフェルトの劣化の可能性が考えられます。
部品を交換して解決する可能性が高いので相談してみるといいでしょう。
③電源が入らない
電源が入らない場合は、電子回路のゆがみ、電源部分の劣化などが考えられます。
故障の状態によって修理できない可能性もあります。
電子ピアノの寿命が来る前に買い取りを考えている場合
もし、良い状態で買い替えをしようと考えている場合、買取前に注意点がいくつかあります。
そんなときのために、中古電子ピアノ買取の注意点と方法についてを参考にしてください。
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また、買取時にトラブルにならないための注意点も参考にどうぞ。
ピアノ買取によくあるトラブルと注意点・失敗しない業者の見分け方を解説
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電子ピアノの寿命を長持ちさせるには丁寧に扱おう
寿命がだいたい限られている電子ピアノ。
電子回路の劣化はなかなか防ぐことはできません。
しかし、電子ピアノの置き場所の環境を考えて、丁寧に扱うことで長く使うことができるのです。
また、定期的にメンテナンスをすることが電子ピアノの寿命を延ばしてくれるでしょう。
電子ピアノの買取のおすすめ業者の記事を参考にどうぞ!
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