子供がピアノ教室に通い始めました。
親としては、どんどん上達してほしいと願うばかりですね。
しかし
ちゃんと進歩してるのかしら
レッスンで教わったことを理解しているのか、気になってしまうと思います。
せっかく通わせているのになかなか練習しないと、ヤキモキしてしまうのは親としては当然のことです。
しかし、ピアノを楽しく練習させるためには、よりよい環境づくりが必要になってくるのです。
それは、親御さんのサポート次第といっても過言ではありません。
では、どのようなことをすればよいのでしょうか。
今回は、子供のピアノを上達させるために親ができることと、やりがちなNG行動を解説していきたいと思います。
子供にピアノ練習をさせるための親のサポートとは
子供にピアノ練習を上手くさせるためには、親のサポートが必要になります。
一体、どのようなサポートをしていくといいのでしょうか、5つのポイントに絞って説明していきます。
①ピアノの練習しやすい環境を作る
ピアノを好きにさせる環境づくりが一番大切なことです。
一緒に歌ってあげる、リズム遊びをするなど音楽に触れさてあげましょう。
そして、いつでも弾けるようにピアノが置いてあることがベストですね。
親御さんが弾いていたらきっと、お子さんも自然と興味を持つようになり、弾こうという気持ちになってくるでしょう。
音楽を身近に触れられる環境にあると、とても身近に感じられてきます。
どんどん機会を増やして楽しさを伝えてあげましょう。
②子供のピアノ教室での練習内容を知っておく
お子さんが小さいうちはピアノ教室に親御さんも一緒に付き添って行くので、内容がわかると思います。
もし、付き添うことができなくても、レッスンから帰ってきたときに何をやったのか、教本をみて把握しておくことが大切です。
先生に言われたことをできるなら聞き出しておくといいでしょう。
親御さんが把握していれば、練習するときに声掛けもしやすく、親が知っていてくれているというだけでも、お子さんが楽しく練習するきっかけになるでしょう。
③子供のピアノ練習に付き合う
自宅での練習の時に、親御さんが一緒に見てサポートできるのが一番です。
お子さんの練習内容を把握していれば、どこが弾けないのか、どうして弾けないのかが分かるのでアドバイスもしやすいでしょう。
できないところを繰り返し弾かせることも大事ですが、楽譜がしっかりと読めることが一番大切なことです。
楽譜がしっかり読めているのか疑問に思ったら、声を出して読ませてみましょう。
④時間や練習範囲を決めておく
ただ、だらだらとやっていても上達にはつながりにくいです。
「今日は10分だけね」とか、「ここからここまでやろう」と範囲を決めておくと効率よい練習ができるでしょう。
お子さんにとっても、「この練習が終わったら、今日は終わりだ」というゴールが見えるので集中できると思います。
子供のピアノには、目標を決めてメリハリをつけましょう
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⑤出来たらほめる!
弾けなかったところが弾けるようになったら、たくさん褒めてあげましょう。
何回も練習したからできるようになったんだよ。
最後まであきらめないで練習できたね。
など声をかけると、褒められたことがとてもうれしく感じ、ピアノを弾くのは楽しいと改めて感じることができます。
できたことへの達成感と、それを親が褒めてくれたということが、またやろうという気持ちにさせ、ピアノの上達に繋がっていくのです。
一生懸命練習をしていたからという「過程」を褒めてあげましょう。
ピアノ教室に通わせようか迷っている場合、4・5歳向けのピアノ教室の選び方について解説しているので、ぜひ参考にしてください。
子供に言ってはいけない・避けるべきNG行動とは
子供のピアノの練習をサポートするにあたって、親が注意しなければいけない点がいくつかあります。
3つに絞ってご紹介します。
子供に口うるさく練習しなさいという
ピアノの練習は毎日コツコツやることで上達していきます。
しかし、毎日自分から練習するでしょうか?
おそらく、しない方が多いですね。
親としては、つい「練習しなさい!」と言ってしまいますが、ガミガミ言われてしまうとたちまちのうちにやる気をなくしてしまいます。
そして、反発したくもなります。やる気のない状態で練習しても上達しません。
怒ってしまうと、言うことを聞かなくなってしまうので「ピアノの練習しようか」と一緒にやろうというニュアンスで声をかけてみるといいですよ!
子供ができないところを責める
お子さんのピアノ練習に付き合っていると、言いたくなることがたくさん出てくると思います。
できないところをいつまでも責めたり、「どうしてできないの?」と怒ってしまうと、やる気をなくしてしまいます。
どうしてできないの?と言われてもできないものはできません。最初からできるわけがないのです。
イライラする前に、目線をお子さんに合わせながら見ていくようにしましょう。
そうすると、少し冷静な目で見られるようになると思います。
そして、指摘しているだけではなく、しっかりできているところは褒めてあげましょう。
何も言わない・放置状態
何も言わないでいると、子供も全くやる気を持ちません。
親御さんと一緒に練習して、褒められるからこそ、やる気が出るのです。
ピアノの経験や、楽譜が読めない親御さんも、練習しているお子さんの横で聴いて感想を言ってあげるだけでも違います。
忙しいとは思いますが、10分でも付き合ってあげましょう。
子供がピアノの練習をしない時の対処法を紹介しています!
子供のピアノを上達させるためにはやる気を持たせること!
子供にピアノ練習をさせるために一番大切なことは、ピアノは楽しいという環境を作ることです。
なかなか練習しなかったり、上手く弾けないところがあってもすぐに怒らないことが大切です。
イライラしてしまう気持ちはとてもよくわかりますが、感情的になる前に一呼吸おいて接してあげるといいでしょう。
「もうピアノなんていや!」と言われてしまったら練習するはずがありません。
親が楽しければ子供も楽しくなるのです。そんなお子さんの気持ちに寄り添いながら少しずつ付き合っていきましょう。