子供のピアノ教本は、種類がさまざまで何を基準にして選んでよいのか迷ってしまいますね。
買ってみたけど知っている曲があまりなくて興味を持ってくれなかった
興味を持ってくれなければ、ピアノも始めることができませんね。
「小学生からピアノを始めたい」という場合は、やはりお子さんが楽しんでくれる教本選びが大事です。
今回は、初めてピアノを始める小学生が楽しく弾いてくれるような、おすすめのピアノ教本をご紹介します。
初めての小学生におすすめのピアノ教本の選び方
小学生のお子さんが楽しみながら練習をするための教本選びのポイントを4つにまとめてみました。
ポイント
- 簡単な教本から選ぶ
- 子どもの好きな曲が入っているものを選ぶ
- 絵本風になっているものを選ぶ
- 伴奏が入っているものを選ぶ
これらのポイントを説明していきたいと思います。
①簡単な教本から選ぶ
全く初めてであれば、初心者用の簡単な教本を選びましょう。
なぜなら、子供はすぐにできないとぐずったり、嫌になってしまうからです。
このぐらいなら余裕かな?と思えるレベルのものを選んで弾ければ、次も弾きたい!という気持ちになるでしょう。
②子供の好きな曲が入っているものを選ぶ
お子さんの好きな歌が入っているものがおすすめです。
ピアノは楽しく弾くものです。お子さんが興味を引くものを積極的に取り入れて選びましょう。
普段、お子さんが口にしている歌は何でしょうか?
お子さんの様子を見ていると自然とわかってきますね。
好きな曲ならピアノを弾いてみたいという気持ちになると思います。
お子さんのピアノを弾きたい気持ちをサポートしてあげましょう!
子供のピアノ練習は親のサポート次第!避けるべきNG行動も解説
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③絵本風になっているものを選ぶ
曲のイメージに合わせた絵が入っていると、想像力も膨らみます。
カラフルで優しいタッチの絵本が多いですね、とても喜んでくれそうです。
特に、小さなお子さん場合は音符だけの本だと退屈なものになってしまうので、楽しめるように絵本風の教材を選んであげるといいでしょう。
④伴奏が入っているものを選ぶ
指導者用の伴奏が乗っている楽譜だと、お子さんと一緒に連弾している感じになり、曲が華やかに聞こえてきます。
同じ曲を一緒に弾くことで、いっそう楽しく練習できるでしょう。
初めての小学生にも・おすすめのピアノ教材6選!
ここからは、初めてピアノをはじめるお子さんにおすすめのピアノ教材をご紹介していきます。
ピアノアドヴェンチャー
全米人気ナンバーワンのピアノ・メソード。ピアノの導入期から「読む・聴く・書く・弾く」を多方面から学べます。
A・B・Cの3つのレベルがあります。
テキストに出会った子供たちは「ピアノフレンズ」の仲間になって、キャラクター達と楽しくピアノの世界を冒険します!
4〜6歳程度のお子様からがおすすめです。
- 出版社:全音楽譜出版社
- 発売日:2018/3/15
ぴあのどりーむ 1
絵本を読むような感覚でピアノの学習ができるテキストです。美しい挿絵がとても印象的で曲を弾くとイメージが浮かび上がり、想像力も育まれそうです。
- 出版社:学研プラス児童・幼児事業部 音楽事業室;菊倍横版
- 発売日:2015/8/5
うたとピアノの絵本
かわいいイラストと歌詞のついた教本。ピアノで弾きながら音楽と読譜力と弾くというテクニックを身に付けます。
右手だけ弾くことができます。ステップアップすると同じシリーズの両手編がおすすめです。
全ページカラーです。
- 出版社:音楽の友;菊倍横版
- 発売日:1998/12/10
オルガンとピアノの本
導入は大譜表で両手でスタートです。無理なく着実にレベルを上げていけるカリキュラムとなっています。
イラスト付き、伴奏譜も付いているので楽しみながら想像力も育んでいけそうです。
- 出版社:ヤマハミュージックエンターテイメントホールディングス
- 発売日:2014/12/20
・オルガン・ピアノの本に代わる教本子供のバイエル。バイエル教本についても解説しています!
バイエルの次はどんな教本?バイエル終了までにかかる期間についても解説
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バーナムテクニック(ミニブック)
バーナムピアノテクニックは、棒人形のかわいいイラストで遊びや動きをイメージした曲名になっています。
ミニブックは4小節から成り立っているので、小さなお子さんでも簡単に弾けるようになっています。
- 出版社:全音楽譜出版社;菊倍版
- 発売日:2012/11/10
ぴあのひけるよ!ジュニア
知っている曲をどんどん弾ける「ピアノひけるよ!ジュニア」シリーズは知っている曲がそのまま練習曲になっています。
好きな曲が入っているとやる気につながるメリットがあります。
- 出版社:ドレミ楽譜出版社;菊倍横版
- 発売日:1999/5/29
4・5歳の子供をピアノ教室に通わせるメリットと選び方を解説
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小学生の子供でも楽しめるピアノ教本を選んでいい時間を
小学生の子供向けのピアノの教本選びは、これからの上達にも関係してきます。
大きくて見やすく、可愛い挿絵が入っていると、いっそう興味を持つでしょう。
また、知っている曲があるだけでもワクワクしてくるし、モチベーションも上がってくると思います。
小学生でも全く初めてであれば、お子さんの好みに合いそうな簡単な教本を選び、どんどんお子さんの興味を引き出しながら、親子で楽しんでみてはいかがでしょうか。
・小学生に人気の習い事について記事にしました。参考にどうぞ!