ピアノを弾いていると発表会やコンクールなど、素敵な衣装を着て演奏する機会が増えてくると思います。
そこで、考えなければならないことが靴のこと。
ピアノのペダルを踏みやすくする靴は、とても重要なものです。
そこで、以下の項目を見てみましょう。今までの経験の中でいくつ当てはまりますか?
チェック
- かかとが高いヒールを履いたら、バランスが不安定になった
- ペダルを踏んだ時にツルっと滑ってしまった
- 厚底の靴でペダルの感覚が分かりにくかった
- ヒールが細く、歩くとカツカツと音が目立ってしまった
1つでも当てはまったのなら、次回の演奏会までには改善しなくてはなりません。
なぜならば、ペダルが上手く踏めないと、演奏自体が上手くいかなくなるからです。
今回は、そんな悩みを解消するために、本番で失敗しないピアノのペダルが踏みやすい靴の選び方を解説していきます。
ピアノのペダルが踏みやすい靴は?
ピアノを弾く時の靴選びはとても重要です。
ペダルが踏みやすい靴の特徴
- つま先が覆われている靴
- ヒールが高すぎない・底が厚すぎない靴
- 底がツルツルしていない靴
これらの靴の特徴について解説していきます。
①つま先が覆われている靴
結論から言うと、つま先が覆われていない靴はNGです。
なぜならば、ピアノの演奏会はドレスやワンピースなど正装が基本だからです。
つま先が出ているサンダルや、後ろストラップがないものは避けなければなりません。
ペダルが踏みにくいのは勿論のこと、それ以前の問題ですね。
②ヒールが高すぎない・底が厚すぎない靴
「せっかくのドレスだから、かかとが高いヒールの靴が履きたい。」
しかし、ピアノの演奏のことを考えると、見た目重視のかかとが高いヒールというわけにはいきません。
ピアノのペダルを踏むと、床についているのはかかとの部分だけになります。
その時にヒールが高く細いと、かかとをつくという感覚から離れてしまい、バランスがとりづらくなってしまいます。
したがって、ペダルを踏む感覚が普段の練習の時と全く違ってしまい、集中して演奏が出来なくなる恐れがあります。
③底がツルツルしていない靴
靴の底がツルっとしている靴は、ペダルを踏んだ時に滑ることがあります。
また、滑ることに気をとられて集中できなくなるでしょう。
子供の靴選びについても紹介しています!
ピアノ発表会に制服は?衣装選びとヘアスタイルのポイントを解説
ピアノ演奏にペダルが踏みやすいおすすめの靴は?
靴底が薄くて柔らかい・バレエシューズ
理想はバレエシューズです。
バレエシューズは底が薄くてグニャっと曲がって柔らかいですね。
ポイント
- 柔らかいので足を痛めることがない
- 靴底が薄いので、ペダルを踏む感覚ががよくわかる
- 滑らない
このようなメリットがあるので、ぜひ、試してみてはいかがでしょうか。
・バレエシューズの一番スタンダードなタイプです。
履き心地は素足に近く、安心してペダルが踏めます!
・RANDA リボンバレエシューズ
屈曲性が良く、とても歩きやすいシューズ。
シャープで足元を綺麗にみせてくれます。
・キャサリンコテージ
神戸の靴工房で作る足にやさしい靴です。
ドレスにも、また入学や卒業、その他フォーマルな場面でも大活躍間違いなし!
デザインも種類も豊富なAmiAmiのバレエシューズをチェック!
パンプスではリトルピアニスト!
・ピアノ演奏用に作られたリトルピアニスト。
特許を取得しており、ペダルを踏むのに適した踏み心地を体感できます!
・mumu ドレスシューズ。
つま先が丸くなっているので子供も履きやすい作りになっています。
靴底は滑り止めの加工もしてあります。
見た目も履き心地もよく評判のシューズです!
靴を選んだら必ず履いて練習しよう
ピアノの発表会や本番で失敗しないためにも、本番と同じ靴を履いて何度も練習しましょう。
ピアノのペダルを踏む靴の感覚に慣れておくことは、本番での失敗を防ぐためには必要なことだからです。
慣れておけば、本番で緊張したり慌てることはありませんね。
そうです、慣れておくということは本番で緊張を和らげてくれるのです。
また、ピアノ発表会でのヒール付きの靴についての記事も用意しました。ぜひ、参考にしてください!
ピアノ発表会で履くヒールは何センチぐらいがいい?選び方も解説
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ピアノが弾きやすい靴を選んで演奏を成功させよう!
ピアノの発表会もコンクールも、大切なのはピアノの演奏を成功させることです。
ペダルの踏み方次第で、その曲の表現力が変わってきます。
練習ではできてるのに、本番でペダルが上手く踏めなかった、とならないためにもピアノのための靴選びをしっかりしましょう。