バイエルの次はどんな教本？バイエル終了までにかかる期間についても解説　

ピアノを始めると、最初はだいたいバイエルを習います。

バイエルは、とても長い期間をかけていくのですが、どのくらいかかるのでしょうか。

また、

演奏者

バイエルってどんな教本？種類は？終わったら次の教本は何？

ここがとても気になるところでしょう。

今回はバイエル教本について解説していきます！

バイエルはどんな教本？

バイエルは、ピアノ初心者のための教本です。

ピアノ経験者のほとんどの方がバイエルを使っていたのではないでしょうか。

ドイツの作曲家のフェルディナンド・バイエルがピアノを学ぶための入門テキストとして作りました。

バイエルが良いかどうかは、様々な意見があります。

では、バイエルにはどのような種類があるのでしょうか。

バイエルの種類はどんなのがある？

バイエルの種類は以下のようになります。

このように3種類に分けられます。

では、それぞれ説明していきます。

子供のバイエル・上巻

子供のバイエル上巻（赤バイエル）は1〜43番まであり、ピアノ初心者が使うもので、片手から入っていき、後半から両手の練習が始まります。

子供のバイエル・下巻

子供のバイエル下巻（黄バイエル）は上巻が終わって、両手で弾くことに慣れてきた方向けになります。

44番から106番まであって、後半は少し難しくなってきます。

大人のバイエル

大人のバイエルは通常版です。

一冊で1〜106番まで収められていて、楽譜が子供のバイエルと比べ少し小さいので、子供には見づらいかもしれません。

・ピアノを独学で学ぶときの教本を順番に解説しています。

バイエル終了までの期間はどれくらい？

次に、バイエルはどのぐらいかけて卒業するのかを見ていきます。（その子のペースがあるのであくまでも目安です。）

バイエル上巻は43曲あり、レッスンで一回でクリアしたとしても1年。その間に発表会があったりすると、一旦ストップしますね。

このようなことから、バイエル上巻は1年半ぐらいはかかると言えます。

一方、バイエル下巻は63曲あります。

これも一回でクリアしたと考えても約1年半。

後半は難しくなってくるので、一回でクリアするには相当練習しないといけません。

そうなると、一般的には2年〜3年かかると考えた方がよさそうです。

・ピアノを弾くときには正しい譜読みがとても大切です。そんな譜読みの方法を解説しています。ぜひ、参考にしてください。

バイエルのデメリット

長年親しまれてきているバイエルですが、デメリットもあります。

子供が好きそうな曲がなく、楽しんで弾くという内容ではない

初心者にとっては、とてもいい練習になる内容であるのですが、幼い子供にとっては少し苦痛になってしまうかもしれません。

・大人になってピアノを始めたい方に向けてピアノの練習方法について解説しています。

また、ピアノを始めたいけどピアノが置ける環境がない。

そんな方には、電子ピアノで始めて見てはいかがでしょうか？

バイエルの次の教本は何？

バイエルが終了したら次は何に進むのでしょうか。

バイエルの次はブルグミュラーが一般的

長い期間をかけて終わらせたバイエルの次は、「ブルグミュラー」へ進むのが一般的です。

「ブルグミュラー」も耳にしたことがある方は多いと思います。

ブルグミュラーとは、フリードリヒ・ヨハン・フランツ・ブルクミュラーというドイツの作曲家によって作られた教本です。

ブルグミュラーは単なる練習教本ではなく、曲を楽しめるようにできているのです。

・ブルグミュラー教本についてはこちらの記事を参考にしてください。

バイエルの次はブルグミュラー！期間を気にせずじっくり取り組もう

バイエルの次はブルグミュラーが一般的です。

教本の選択はその先生によって違うので、目安として受け止めてくださいね。

そして、バイエルは上巻と下巻を終わらせるのには、3年ぐらいはかかるでしょう。

しかし、期間を気にせずにその人のペースで、じっくりと取り組んでいくのが一番ベストなやり方です。

また、バイエルに代わる教本も多数でているので、どの教本ですすめていくのかを先生と確認しておくといいですね。

参考になれば幸いです。

・初心者におすすめのピアノ教室EYSピアノ教室なら楽器がプレゼント？の記事も参考にしてください！