子供の習い事は数多くあります。
親としては、習い事をさせることで少しでも可能性を引き出してあげたいという気持ちがあることでしょう。
しかし、習い始めてみたものの、何だかやる気がなさそうなことも。
考えてしまいますね。少しでも楽しく習い事をしてほしい、いつもそう願っているのに。
今回の記事
- 子供が習い事にやる気がなくなる原因
- 子供のやる気を復活させる方法
- やる気をなくす親の行動
これらについて解説していきます。
子供が習い事にやる気がないのは原因がある
子供が習い事にやる気がなくなるのには、必ず原因があります。
やる気がなくなる原因
- 親が自分で決めて習い事をさせる
- 習い事に興味がなくなる
- 友達が習い事を辞めてしまった
- 習い事よりも遊びたい
- つまずくことが多く嫌になる
- 習い事について何も聞いてくれない
- 習い事は好きだけど練習が嫌だ
①親が自分で決めて習い事をさせる
親御さんだけで習い事を決めてしまうことです。
親御さんはいろいろな情報を入手して、この習い事は子供にいい影響を与えると思うと、習わせたくなるものです。
なぜなら、わが子には一番を取ってもらいたいから。
しかし親が良かれと思っても、子供自身はどうでしょうか。
やりたいと思わないけど親がやった方がいいと言うからやった
実際にやってみて興味を持てればいいですが、興味がないまま続けていると当然やる気はなくなってしまいますね。
②習い事に興味がなくなる
習い事に興味を持たなくなってしまうこと。
今までは楽しそうに習い事に通っていたのに、興味がほかの方に向いてしまうことはよくあります。
なぜなら、子供は好奇心が旺盛だからです。
また、
友達がこんな習い事をしている、自分もやってみたい!
そう、友達がやっているから自分もやりたいと興味がわいてきてしまうのですね。
さらに習い事をしていて自分には向いていない、つまらないと思ってしまうこともあるのです。
・小学生が習い事をするメリットについて解説しています。参考にどうぞ!
③習い事を友達が辞めてしまった
友達が辞めてしまうと、楽しみが減ってしまいます。
友達が辞めて、いく楽しみがなくなった!
子供は半分習い事、半分友達というところがあります。
友達と仲良くできる、あるいは競い合える、といった目的があったのに、いなくなってしまうと一気にやる気がなくなってしまいます。
④習い事よりも遊びたい
子供が幼稚園、あるいは小学校に通っていると帰ってきてから習い事に行くことになります。
習い事のための拘束時間ができてしまい、自由な時間が減ってしまいます。
友達に誘われたのに断ってきた、遊びに行きたかったな
本当は遊びたいのに習い事が優先だからここは我慢しないといけませんね、特に複数の習い事をしていると我慢が続いてしまい、やる気がなくなってしまうのです。
⑤つまずくことが多く自信がなくなる
つまずきの壁にぶつかり、やる気をなくしてしまいます。
ピアノのここが上手く弾けない、難しい
スイミングの25メートルがなかなかできない
必ずこのようなできない壁にぶつかります。
皆ができているのに自分だけできないとなると、なおさら自信を無くしてしまいます。
この壁を乗り越えるには努力が必要ですね。
・4歳5歳の子供がピアノ教室に通うメリットを下記記事で紹介しています。
4・5歳の子供をピアノ教室に通わせるメリットと選び方を解説
続きを見る
⑥習い事にについて何も聞いてくれない
親御さんが無関心だと、やる気は一気に下がってしまいます。
せっかく行ってきたのに、何も聞いてくれない。
習い事から帰ってきたら、「今日は何をしたの?」と興味を持って聞いてあげるだけでも違いますよ。
⑦習い事は好きだけど練習が嫌だ
これは習い事に行くのはいいけど、自分で練習するのが嫌だというパターンです。
とくに楽器の習い事では、来週までにこれを練習してきてね、という課題を出されます。
一人で練習するのはつまらないよ
このような課題は自分一人でやらなければならず、つまずいてしまった時には自力で乗り越えるしかないのです。
ましてや成果がすぐに出ないとなるとやる気はなくなってしまいますね。
通信教育
子供の習い事のやる気を復活させる方法
習い事にやる気がなくなってしまった時、やる気を復活させる方法は以下の通りです。
やる気を復活させる方法
- 子供と一緒に学ぶ
- とにかく褒める
- 目標を作る
- 習い事を始めた時の気持ちを聞いてみる
では一つづつ紹介していきます。
習い事について子供と一緒に勉強・話し合う
習い事について子供と同じ目線で話しかけてみましょう。
ほとんどの子供が自分から練習や勉強にとりかかることはないと言ってもいいでしょう。
そんな時、親御さんから「これはどうやってやるの?」
とか、「練習どこまで進んでるのか教えて」
など、話しかけると得意になって教えてくれるかもしれません。
とにかく褒める
少しでも出来たら褒めてあげることです。
褒め方も
「ここができるようになったの、さすがだね!」
「これが出来るようになったのは頑張って練習しているからだよ」
など具体的に褒めると子供は大変喜びます。
目標をつくり達成感を味わせる
その子にとって届きやすい目標を作ってあげるといいですね。
自分には無理かもしれないという気持ちがあるからやる気が起きないのです。
したがって、次回のレッスンまでにこの一部分だけクリアしよう、英語であればこの単語だけ覚えようなど小さくても目標作れば、
それが出来たときの達成感を味わうことができて、楽しさを覚えるかもしれません。
出来たときは必ず褒めてあげましょう。
どうして習い事を始めたのか聞いてみる
自分から習い事を始めたいと言って始めた場合、どうして始めたのかを聞いてみるといいでしょう。
憧れの選手のようになりたい、人よりも上手く出来るようになりたい、など目標があったはずです。
もう一度、始めたくなった時の気持ちを思い出させてみると、やる気になるはずです。
・数多くある習い事の中でも幼少期からできるリトミック教室があります。
そんなリトミック教室に通うメリットを解説しています。
やる気をなくす親の行動
子供のやる気をなくしてしまう、よくありがちな親の行動を解説していきます。
叱る
どうしても上手く出来ないと叱ってしまいます。
親はきちんと出来てほしいという気持ちを持つだけに、感情的になってしまいます。
どうして出来ないの?
やる気がないなら辞めちゃうよ!
こんな風に言われたらますます嫌になり習い事自体が嫌になってしまいますね。
他の子と比べる
他の子と比べられることほど嫌なことはありません。
あの子はちゃんとできていて、えらいね。
なんであの子のようにできないの?
こんな風に言われたら深く心に傷がついてしまいます。
「どうせ自分なんか。」というネガティブな気持ちになってしまうのは言うまでもありません。
逆の立場になって考えてみましょう。
行きたくないのを無理やり連れて行こうとする
習い事に行きたくない、という日もあると思います。
そんな時に
ちゃんと行きなさい!
休んでいたらついていけなくなっちゃうよ!
親がそう心配するのは無理もありませんが、行きたくないものは行きたくないのです。
そんな時は子供の気持ちに寄り添い、休ませてあげることも考えてあげましょう。
子供のやる気を引き出してあげるのは親次第!
子供の習い事のやる気について解説してきました。
やる気が出ない原因が様々。
子供なりにいろいろな考えがあったり、気持ちがあるのです。
そこで親御さんが子供の言葉に耳を傾け、前向きになれる言葉をかけてあげましょう。
子供がやる気になるのは親のサポート次第でもあるのです!
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